化学物質・ホルムアルデヒドとは?

家に入ると目がチカチカしたり、刺激臭がしたりしませんか?
 それは、化学物質化敏症の一種で、家の家財や家具の接着剤に含まれる化学物質、
ホルムアルデヒド等が原因と言われています。
 
この症状が出やすい住宅は、築年数3年から5年位の住宅におこり易く、3年以内のものには見られなかったということです。
(平成13年5月30日  新聞朝刊)


ホルムアルデヒドとは何か

ホルムアルデヒドとは、メチルアルコールを酸化させたもので、酸素を含む最も単純な有機化合物です。刺激臭のある無色の気体であり、粘膜を刺激する
性質があります。

ホルムアルデヒドの体への影響は

新築住宅・リフォームしたばかりの家の中に入ると目の痛みや吐き気・頭痛・咳・発疹等の病状におそわれますこれは「シックハウス症候群」等と呼ばれ
揮発性有機化合物
(ドルエン・キシレン)と同じでこれらは生活品のあらゆる物に使用されていて、目には見えない小さな化学物質です。住まいが原因でおこる
アレルギー病状に似た「化学物質過敏症」と呼ばれるものの一種です。

ホルムアルデヒドの主な発生源は

昔ながらの開放的な住まいから、気密性の高い住まいになり、室内の空気が外に出なくなった事や湿度の高さ・室温の高さによりホルムアルデヒドの発生が
増えています。
接着剤・建材・衣類・木材やガソリンの燃焼・食物などです。

                                      提案
そこで、私たちはホルデアルデヒド
等を放出する度合い(基準値)が少ない建材を選んで、健康の為・地球環境を守るため、燃やしてもダイオキシンが発生しない建材を利用して、リフォームする事と、その他、家の中の物から出ていることも考えられますので、化学物質を吸着する材料も同時に使用してのリフォームを推奨しております.


  ★参考資料(厚生省資料から)★
 日本では1998年7月に、気中濃度「30分平均値で0.08ppm以下」を指針値として提案され、これは世界保健機構(WHO)と同じ値